ゲッコウガとぼくとゲッコウガ
2016年8月26日 ポケモンカードゲーム コメント (6)帰国してから時差ボケで4時前後には起きてしまいます。
ペケです。
今シーズンずっと使ってきたゲッコウガについて書きます。
レシピを見ながら自分の成長を感じ取って頂きたいと思います。
なにか参考になれば幸いです。
今までよりもだらだらしているかもしれませんので、目次を。
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○はじめに
○カメックスメガバトル千葉2日目Dグループ1位のゲッコウガ
○カメックスメガ日本一決定戦で使用したゲッコウガ
○第3回GGC Mega Battle優勝のゲッコウガ
○WCS2016 DAY1で使用したゲッコウガ
→ついでにレポも
○ゲッコウガのサポートとかについていろいろ
○番外編、オーロットに勝てるかもしれないゲッコウガ
○番外編、チームアチャモ杯使用ファイアローゲッコウガ
○ファイアローに関して
○さいごに
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それでは、だらだらと。
【はじめに】
これまで僕は函館で1人ほそぼそとポケカをしていて、就職し東京に来ました。
すぐに大きな大会があり勝って世界大会に行く。
今でも信じられません。
実力があるかと言われるとそうではないです。
要所要所の運に助けられてしかいません。
正直にいうとカメックスメガバトル千葉2日目でグループ1位を取った際、
ゲッコウガのことを充分に理解していたかと言われると言葉に詰まります。
ぼんやりとですが、
・みずぶんしんの展開力
・巨大水手裏剣という数の暴力
・1エネ80ダメージ
・特性を縛りながらダメージを与えられる
・Nの強さが他のデッキより発揮される
(・オクタンによる持続あるドロー)
これらの強さをなんとなく感じており、
既存のレシピからなんとなくこんな感じなんだろうなという
なんとなくな考えしかありませんでした。
そのため当時の自分は1枚1枚の採用理由を人に説得できるか
と言われると、おそらくできないでしょう。
その当時、はじめにみなさんの目に触れることとなったゲッコウガから見ていきましょう。
【カメックスメガバトル千葉2日目Dグループ1位】
ポケモン20
ケロマツ4
ゲコガシラ4
ゲッコウガ4(3-1)
ゲッコウガbreak3
テッポウオ2
オクタン2
ジラーチ1
サポ13
N4
プラターヌ4
ミツル3
釣り人1
フラダリ1
グッズ17
ハイパーボール4
ダイブボール4
すごい釣り竿3
かるいし1
ねじれたスプーン1
ちからのハチマキ2
タウンマップ1
バトルサーチャー1
エネ9
基本水エネルギー8
スプラッシュエネルギー1
スタジアム1
うねりの大海1
これに関して、おそらく多くの人に「サーチャーの枚数が1」であることを触れられると思います。
バトルをサーチャーはパワーカードですが、
当時は初動で躓きたくないので減らしていた、
また、0枚構築からスタートし1枚でも使えれば強い、問題ないという認識でした。
また今年に入って東京にきて、ポケカをする機会がかなり増えました。
それと同時にトップメタと言われるデッキを作る上で
「これはミラー対策だ」と言えるカードはパワーを落としてでも採用しようと思うようになりました。
このときはねじれたスプーンを採用しています。
結局一度も当たりませんでしたが、備えあればなんとかなのでなんとかです。
この後、日本一決定戦に向けて再出発するわけですが
ゲッコウガの場合はポケモンとサポとエネはだいたいみんな変わらないと思います。
【カメックスメガ日本一決定戦】
ポケモン20
ケロマツ4
ゲコガシラ4
ゲッコウガ4(3-1)
ゲッコウガbreak3
テッポウオ2
オクタン2
ジラーチ1
サポ14
N4
プラターヌ3
先輩と後輩1
ミツル2
釣り人1
フラダリ1
AZ1
ポケモンレンジャー1
グッズ16
ハイパーボール3
レベルボール1
ダイブボール4
すごい釣り竿3
ちからのハチマキ2
びっくりメガホン1
バトルサーチャー2
エネ9
基本水エネルギー8
スプラッシュエネルギー1
スタジアム1
サイレントラボ1
ピン済みのサポが増えたのでサーチャーが1枚増えました。
Nで回すデッキなのでリソース管理が他のデッキよりもしやすいと思います。
エネやリソース、足し算の部分でスキルアップしたい方にはもしかしたらオススメできるかもしれません。
また、先輩後輩も使い勝手はいいのですが、1戦事故って負けてしまっているので
やはり優先すべきはプラターヌでしたね。
http://pepepepeke.diarynote.jp/201607062151501779/
こうして次は世界に目を向けることとなりました。
世界大会ではこれまでゲッコウガという存在があまり評価されていませんでした※。
それを踏まえ、GGCでは試したいことがいくつかあり、
その中の1つとしてミラー対策を切ることでどんな体験ができるのか、という思いがありました。
※各国のリージョナルが終わった時点の話。
実際に今回世界大会で活躍したゲッコウガは、大会直前に噂として聞いていました。
national後のアメリカの大会でちらほら話題になっていたそうで。
しかし、勝てる相手への解答が薄くなっている、終盤の不安定さから
決勝まで行けるようなものではないと決めつけていました。
実際はロス(イベルタルビークインカラマネロオクタン)との試合で
終盤のNによって勝てるはずのビークインに負けていたので、今でもそうだと思います。
【第3回GGC Mega Battle優勝】
ポケモン20
ケロマツ4
ゲコガシラ4
ゲッコウガ4(3-1)
ゲッコウガbreak3
テッポウオ2
オクタン2
ジラーチ1
サポ11
N4
プラターヌ3
エリトレ1
釣り人1
フラダリ1
AZ1
グッズ17
ハイパーボール2
レベルボール2
ダイブボール4
すごい釣り竿3
ちからのハチマキ2
びっくりメガホン2
バトルサーチャー3
エネ9
基本水エネルギー8
スプラッシュエネルギー1
スタジアム1
サイレントラボ1
この時確認したかったことは、
・まわしEXやダストを意識したびっくりメガホン2枚で試合がどう変わるのか。
・BO3なら1回負けられるという軽い気持ちからプラターヌを1枚エリトレに。
・その他はプレイングをあれこれ変えて試してみました。時間管理問題とかね。
時間管理問題、プレイングに関して難点なのは
BO3において、どこで諦めるかという線が引きにくいこと。
ゲッコウガデッキは巻き返し型のデッキです。
だいたい相手がサイドを3枚or4枚とってから試合が始まると思います。
今回のGGCでは一番むずかしかったのは
2戦目のこーれんさん(ボルケニオン)との試合でした。
この時はBO3でも時間は気にしつつ諦めないことを決めていたので、
相手残りサイド1からゲームスタートとなりましたが、
ワンチャンスを信じてそこからなんとか6枚サイドを取り切りました。
そうして優勝はしましたが、時間管理問題にかなりの不安を残して帰宅しました。
結局のところ、ポケモンレンジャーとまでは行かないけれど
幅広く対応できるような策は必要であると判断しました。
また、直前のししゃも杯では恐ろしいほど引きが弱く絶望し、
これまでのものを見つめ直さなければなりませんでした。
(直前にゲッコウガはダメだオーロットにしようって思ったけども、
結局オーロットに手を付け始めたのが遅く、
やっぱりゲッコウガしかねーなと開きなおり使用に至りました。)
そうして世界大会では以下のようなレシピとなりました。
【WCS2016 DAY1 使用】
ポケモン20
ケロマツ4
ゲコガシラ4
ゲッコウガ4(3-1)
ゲッコウガbreak3
テッポウオ2
オクタン2
ジラーチ1
サポ13
N4
プラターヌ4
釣り人1
フラダリ1
ミツル1
AZ1
怖いお姉さん1
グッズ19
ダイブボール4
ハイパーボール2
レベルボール3
すごい釣り竿3
びっくりメガホン1
ちからのハチマキ1
炸裂バルーン2
バトルサーチャー3
エネ8
基本水エネルギー7
スプラッシュエネルギー1
ここで、世界大会の簡易レポ(愚痴)を。
【WCS2016 DAY1 レポ】
1試合目 オーロット 相手先行スタート ×○×
相手3戦すべて初手ドロー込み8枚でミツルオーロット決めてくる天才。
3戦目最後、相手のトップエネのウッドスラムなら負け、フィアーなら勝ちの場面でエネを取ってくる天才。
2試合目 行進 相手先行スタート ×○×
3戦目怖いお姉さんで相手の手札0にして勝ったと思いました。トッププラターヌで怒涛の展開されました。
終盤Nで相手の手札を1にしました。
行進が7対しか落ちておらず、目の前のゲッコウガBREAKは倒せない、トラッシュにはフラダリ2プラターヌ3コンプ3サーチャー3が見えており、山札は20枚ほどある状況。勝ったと思いました。
トップサーチャーで後ろのポケモン呼ばれて負け。
3試合目 ラティオスラフレシア 相手先行スタート ×○×
1戦目、相手先攻、ふぁすとれいど、ぽーん。
2戦目、2体並ぶ、いまじゃない。
3戦目、ふぁすとれいと、ぽーん。
3戦目に関しては相手の最後の置き手紙がハチマキじゃなければってところで相手は引く天才。
3人中3人にアイムソーリーを言われました。
メンタルやられたので4戦目やってドロップという結果に終わりました。
事故ることもなく平々凡々と終わってしまい、
この時は悔しい等の感情もなかったことが唯一心残りです。
デッキはこれで完成というわけではありません。
強いて言えばやっぱりラボと、あとはエリトレほしいね。
炸裂バルーンについて、
このカードはピン刺しのミツル並にいろいろな役割があるね。
採用してよかった。
そして、これから。
また来年の世界大会に選手として参加できるよう頑張りたいと思います。
これまでの成長したペケ(ゲッコウガ)を見てもらいました。
次は、中でも共通して言えることを少しだけ。(眠くなってきた
【ゲッコウガのサポートとかについていろいろ】
・サポ
日本におけるゲッコウガデッキはプラターヌ4N4が基本的だと思います。
そして、どちらかといえばN4が優先的で次点でプラターヌです。
円滑に試合を進めたいのならN4プラターヌ4。
もし余裕があるなら、その次にエリートトレーナーが入ると思います。
ことBO3において先攻後攻が交互にやってくる場合、先攻の優位差をなくすor逆転させる可能性のあるカードだと認識しています。
Nが強いということから5枚目のNであったり、サーチャーも合わせそれ以上の効果が期待できるでしょう。
また今回世界大会に向けて採用しなかった理由は、直前に炸裂バルーンを採用したからです。このカードがあることで負けられない相手に対してサイドレースをおおよそ互角にすることができます。そのため使う機会が減るだろうと思い見送りました。
ファイアロー型のように安定性を求めて分身する場合は、結局のところ1ターン相手に猶予を与えるため、バルーンを採用していてもエリートトレーナーが入るのはありだと思います。
・ゲッコウガBREAK3
このデッキは行進やビークイン等非EXからEXまで幅広く見れるデッキです。
言い換えればこれらには勝てないと行けない、とも言えます。
そのためには2だと薄いと思います。
・つりざお3
スプラッシュの採用
釣り人の採用
ゲッコウガBREAKが3枚あること
リソース管理し易いこと
というわけで、BO3であっても日本の環境であっても3がちょうどいいと思われます。
また、4枚使う試合は、なにか起こっているかもしれませんね。
・ジラーチ1
↑で行進とかに勝てないと~って言ってるわりには1枚でいいの?ってツッコミが聞こえてきました。
最終的には炸裂バルーンを採用しているので許してください。
他になにかあれば書くかもしれません、コメントください。
【番外編、オーロットに勝てるかもしれないゲッコウガ】
ポケモン20
ケロマツ4
ゲコガシラ4
ゲッコウガ4(3-1)
ゲッコウガbreak3
テッポウオ2
オクタン2
ジラーチ1
サポ12
N4
プラターヌ4
ミツル2
フラダリ1
AZ1
グッズ16
ハイパーボール2
レベルボール2
ダイブボール4
すごい釣り竿3
ちからのハチマキ2
バトルサーチャー3
エネ8
基本水エネルギー8
スタジアム4
うねりの大海4
ミツルが2うねりの大海が4入っています。
他にもきっちり勝とうとするならこれが限界だと思ってます。
異論は当然認めます。
しかし、これでもオーロットには勝てませんでした。諦めてください。。。
【番外編2、ファイアロー型(チームアチャモ杯使用)】
ポケモン19
ケロマツ3
ゲコガシラ4
ゲッコウガ4(3-1)
ゲッコウガbreak3
ジラーチ1
ファイアロー4
サポ13
N4
プラターヌ4
エリートトレーナー1
ミツル1
フラダリ1
釣り人1
こわいお姉さん1
グッズ18
ハイパーボール2
レベルボール1
ダイブボール4
トレーナーズポスト2
バトルコンプレッサー1
すごい釣り竿2
炸裂バルーン2
びっくりメガホン1
バトルサーチャー3
エネ8
基本水エネルギー7
スプラッシュエネルギー1
スタジアム2
うねりの大海2
8位と2位と自分の考えを盛り込みました。
そして、運良くとーしんくんと対戦しました。
ファイアロースタートしましたが、
それでもやはり不安定なためほとんど決勝と同じかんじで負け。
うーーーん。
【ファイアローの採用について】
いくつか理由が考えられます。
中でも1番重要なのは、グッズロックに強いことです。
海外環境(BO3)ではロックデッキが比較的強いです。
そのためロックデッキを使うか、ロックデッキに解答を持って臨むか、
デッキ選択はこの時点で二分します。
そしてゲッコウガを考えた場合悩みの種として
・ロックデッキに比較的弱い
・序盤が安定しない時がある
・後半も安定しない時がある
・中盤すらも躓いてしまう時もある
(なんだこのデッキめっちゃ弱そう)
これらが挙げられますね。
これらを解決するため日本では
・序盤の安定ということでボール多投
・N4プラターヌ4がデフォ
・中盤・終盤はサポの厚さ+オクタンの採用
これで3/4をクリアしています。
こと海外では、まず先にロックデッキに解答を持たせることから始めます。
そのため、ファイアロースタートし、エネルギーがある前提で
・うねりの大海へのアクセス+40点という圧力でロックデッキに強く出る。
・序盤は安定して水分身を決める、orその後の展開としてドローサポを持ってくる。
また、手札と相談してケロマツorボール、ミツル、エネ等をサーチ。
・中盤はポストやサポでなんとか頑張る。
(ゲッコウガになってしまえば最悪エネだけあればいいからなんとかなるっちゃなる)
こうすることで3/4をクリアしています。
一本勝負か三本勝負か、グッズロック環境なのかどうかによって是非が問われます。
逆に言えばファイアローゲッコウガはこのタイミングでしか生きないものなのかもしれません。
さらに言えば、デッキはあれだけどこのタイミングでこれを使用したプレイヤーはとてもすごいと思います。メンタル的な部分
【さいごに】
プレイヤーとしては、ほんとにまだまだです。
デッキ構築もまだまだです。
ですが、様々は経験をもたらしてくれたゲッコウガにはホントに感謝しています。
また、今年に入っていろいろな人とお会いしてきました。
これもまたゲッコウガのおかげ様様ですね。
また世界で戦えるようやりくりしていきたいと思います。
今シーズン対戦してくださったみなさん、
ここまで調整につきあってくれたみなさん、
応援してくれたみなさん、
本当にありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
何度も言ってるけど、言い足りないね。
さんきゅーじーじーうぇるぷれいっ!
ぐっどらっくはぶふぁん!
コメント
来年はもっと上の卓でお互いを応援できたらいいですね!
ぼくも精進します。
お疲れ様でした。来年はお互い上位卓行きましょう!
またポケカしよう!
来年も一緒にセブンイレブン行きましょう!
デニーズにも行きましょう!